今年も、よろしくお願いいたします。昨年は、父の一番下の弟が亡くなり、同居人の長兄が亡くなり、新年のご挨拶をしていません。ただ、元同僚に見習い、喪中ハガキを出さず、いただく年賀状を堪能したのち、寒中見舞いを出そうかと思っています。(サボらなければ)
先日、なばなの里に行く同居人を見送って、自然を満喫しに、六甲山に行って来ました。(ケーブルで行ったので、「登って来た」とは、言い難い。)
寒く、何もなかった(ホントに何もなかった。)し、人にも、山中では、4,5人しか出会わなかったけど。自然があった。枯れ木と、澄んだ空気と、風と、陽の光と、シンとした空間と。
行く前に、押し入れから、山道具を出していたら、リュックの中から、以前バードウォッチング用に買った双眼鏡が出てきたので、持って行った。鳥も少なかったが、メジロが、チ、チ、チと鳴いて飛んでいた。そう言えば、年末に知人の家に餅つきに呼ばれたとき、庭に、みかんが串刺しにしてあり、メジロが来る、と言っていた。
小屋や茶店は、どこも開いていなかった。冬だからというより、正月だから。(「冬期閉館」の施設もたくさんあるようだが。)六甲山ホテルでお茶でも飲もうかと思ったら、ケーキセットが950円もしたので、止めた。
元旦に初詣に行って、(喪中なら、そういうことも遠慮すべきらしいが。)財布に入っている小銭を全部、お賽銭にしたので、神戸市バスに乗るのに、1万円札しかなかった。「両替できますか?」「できません。」「終点まで行きますが、そこでもできませんか?」「できません。」「じゃあ、降ります」「次、乗る時、払ってください。」「え?はい」帰りに2回分、払った。
なばなの里などの人口の光のページェントもきれいだろうが、私は、何もなくても、自然が好き。
また行こうっと。
久保秀美