こんにちは、くーです。
突然ですが、みなさん「電王戦」ってご存知ですか?
電王戦とは先月から行われている、将棋のプロ棋士vsコンピューターの戦いのことです。
最近では、ヤフーのトップニュースやNHKでも、何度も結果が放送されているので、ぼんやりと知っている方もいるのでは。
というのもこの戦いが、本当に感動&激アツなのです。ヽ(´▽`)/ 今週土曜におこなわれる最終局は、将棋を知らない人にも、かなりおすすめです。 ちょっと今日はそれについて語りますm(_ _)m
そもそも将棋はこれまで、ずっとコンピューターよりも、人間のほうが優位を保ってきました。(ちなみにオセロ、チェスでは、人間がコンピューターに勝つのはもう不可能。囲碁はまだコンピューターがアマ6段クラスで、プロには及ばないんだとか)
それでも将棋が有限の完全情報ゲームである以上、いつかはコンピューターが人間を追い抜くはず。(ちなみに将棋の全局面数は約10の230乗。これがすべて解明されたら、将棋の結論も出ます。)
数年前から、人間とコンピューターはどちらが強いのか、というのは将棋ファンの中では、よく話題になることでした。そして今回、ついにプロvsコンピューターの5対5の団体戦形式で決着をつけることになったのです。
現在の成績は、人間側からみて1勝2敗1引き分け。プロが苦戦しています。
ただこれまでの、4局すべてが、プロがプレッシャーと戦いながら、威信をかけて、なりふり構わず戦かう、感動的な名勝負ばかり。
特に人間が、初めてコンピューターに負けた2局目は、まさに歴史が動いた瞬間でした。
またこの戦いをもっとも望んだ米長会長が、電王戦を前にして亡くなったことで、よりドラマ性を増しています。(将棋はスポーツと違って、観る側にもある程度の実力がないと、感動しにくいのが残念ですが。。)
土曜の最終局は、プロ側も羽生さんレベルのトップクラスを用意。コンピューター側も、当日は東大の700台近いハイスペックコンピューターを、一斉に稼働させる最強プログラム。まさに頂上決戦にふさわしい戦いなのです!(・∀・)(この興奮、伝わりますかね?笑)
今回の戦い、ニュースなどでは、「人間がコンピューターに初めて負けた」「プロ棋士の価値が低くなるのでは」というふうに、コンピューターの躍進ばかりが言われています。ただ個人的には、今回の勝負で、改めて人間の強さを実感しました。
人間一人が、コンピューター何百台を同時に相手にして、いい勝負ができる。これはすごいことじゃないかと思います。
これからの時代、人間vsコンピューターというのは、将棋に限らず、いろんな分野で起きるはず。(もう料理や手術だって機械がしたほうがいいのでは、と言われるくらいですから)
将棋だって本来は戦争ゲーム。もしかしたら近い将来、人間の意志を介さずに、機械同志で戦争をするようになるかもしれません。
今回の電王戦は、そんな人間の未来のテーマの縮図になっているかも(さすがに大げさですね笑)
と、長々と書きましたが、とりあえず僕が電王戦最終局をすごく楽しみにしているということは伝わったと思います^-^;;
ニュースにもなるはずなので、ぜひみなさん結果だけでも気にしてみてください( ̄▽ ̄)
結局、コンピューターの勝利でしたね。
某局の19時のニュース時の映像の繋ぎ方に悪意を感じたのは僕だけか。
>だーさん
この対局に限っては、コンピューターが恐ろしいほどの強さでした^-^;;
人間を超えたといっても、あながち間違いではないかもしれません。
ただ負けた直後の、プロ棋士の会見の姿は、辛そうでしたね。。
やっぱり大将が率先して動かんと下はついてきませんやんね〜(・ω・)だからた○か○しの次の試合では王将を最前線で戦わして゚+。(*′∇`)。+゚
>政宗さん
ぼくは将棋をする時は、自分の王将を推しメンだと思って全力で守り、相手玉も推しメンだと思って全力で奪いに行きます