4月14日
「トゥルルルルルル・・・・・・」もうすぐ梅田行きの特急が発車しそう。「Nさん、あれっ、Nさん、、、」「どこですか?」ホームを見渡す。すぐにも発車しそうな電車の座席を必死で探す。見つからない、、、。「電車に乗っているんだろうか?それともトイレに戻られたのか?」パニクッっているうちに目の前の特急が発車してしまいました。すぐにトイレに戻ると奥のトイレ(大)に誰かが入っている。もしかしたらNさん?「Nさん?Nさん!?」呼びかけながら待つこと2~3分。カチャリという音とともに出てきたのは、申し訳なさそうな顔をした知らないおじさんでした、、、、。
これは先日、私がガイドヘルプ中にやらかした失敗中継です。ホーム端のトイレから出てきたNさんを確認した私は、Nさんに背を向けたまま3~4メートルほど歩いてしまったのです。(利用者主体の面からみても、安全面からみても、これは×ですよね)幸いNさんとは、ご家族の協力もあり、無事、他の駅で会うことができました。
ハインリッヒの法則というものがあります。これは「1件の重大事故の背景に、29件の軽傷の事故と300件の「ヒヤリ」「ハッと」する体験があるという労災事故に関する法則。1930年代に米国ハインリッヒ氏が発表した」という内容のものです。
皆さんも介護を受けたり、したりする時に「ヒヤリ」としたり「ハッと」した経験があるのではないでしょうか?今回の失敗を教訓に私自身の「ヒヤリ」「ハッと」をもう一度見直すと共に、皆さんからの体験や工夫も集めて、サポネ全体の知恵袋として活かしていきたいと思っています。(※サポーターの皆さんは4月からのサポート活動報告書の裏面もご活用下さいね)
今回、ご心配をおかけしたNさん、ご家族の皆さん本当にすいませんでした。あいかわらずフツツカな私ですが、これからも皆さんよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます(^。^)
ながい