昨日はスタッフで学習会をした。日本の戦後の障害者福祉の流れと、アメリカとスウェーデンの福祉について、ひとかじり。K中くんと、N井さんが忙しい中、準備してくれた。こういう感じの学習会は久しぶりだ。学生の頃を思い出す。あの頃も忙しかったなぁ。学生としてまじめに学ぶことをそんなに怠らなかった。でもなぜか単位を落としまくりギリギリで卒業した。授業に関係ない勉強ばかりしてた、今でも単位を落として卒業できなくなる夢をみる。
勉強とバイトと遊び。どれも無器用で必死にやってたなぁ。そしてどんな未来が待っているか不安とドキドキで興奮していたような気がする。
学生の頃からの親友がパン屋をするという。パソコンでデザイン関係の仕事をしていたのに、天然酵母のパンづくりときた。意外だ。はじめは味気ないパンを作っていたから心配していたが、先日久しぶりにくれたパンはとてもおいしかった。一緒に人権について学んだ仲間だ。今でもボランティアで介護を手伝ってくれている。
話がそれた。
介護の現場は人手不足。マスコミでは暗い話題ばかり。でも実際は、パンを食べたり、風呂に入ったりごく普通の生活を支えるだけ。障害者の人は皆個性的で、吉本新喜劇のようなボケを繰り返し(皆が皆、そうではありません・・悪しからず)、つっこんだり、ヅッコけたりで忙しく、おかしい。でも抱えている課題は人手不足に制度の不備。今ある生活も危うい。小さなハッピーがいっぱいある生活を大切にできるかどうか、どうしたらよいか答えを見つけたい。しばらく内部で学習しながら基礎を身につけて、オープンに地域の人と、私の未来から豊中の未来、日本、世界の未来について建設的なディスカッションと実現をやりたいなぁ。最近、真剣にそう思う。毎日、日常に追われてやっと当たり前のことが実感できるようになった。36歳、まだまだ時間や体力やあるよね〜。テニスの伊達公子さん、うちらの世代に希望をありがと〜。まだまだチャレンジできるかな。
さんじょう