あつ~い季節ももう終わろうとしていますね。といっても、まだまだ暑いですが、みなさん夏バテしていませんか?僕は大丈夫です。大好きな季節ですから。
夏といえば色々なワードが思い浮かびますが、いちばん好きなのは高校野球。夏の予選が始まると、夏の始まりを感じ、甲子園で優勝校が決まると、夏の終わりを感じます。そして夏の余韻に浸りながら、なんともいえない夏の終わりの寂しさを感じるのが、僕にとって最高の幸せです。
さて、話はがらっと変わりますが、先日サポートで花火大会へ行ってきました。天候は良く、会場へ向かったのですが、花火が始まる1時間ほど前から雲行きが怪しくなり、花火が始まる15分前から雨…。
雨具を持参していなかった僕たちは、雨宿りをしようと橋の下へと移動を試みるも、皆考えることは同じで、橋の周りにはたくさんの人だかりで、雨宿りなど出来る状態ではありませんでした。どうしようかと考えていたその時僕の視界に傘が入ってきて「これ、どうぞ」と声が。振り返ると若いカップルが立っていて、僕に傘を渡すと去っていきました。そして僕らはその傘のおかげでそれ以上濡れることなく、花火を見ることができました。
ところが花火が終わると、駅へ向かう人たちでいっぱい。地面にはいたるところに水たまりがあって、それを避けつつ、人を避けつつ、どけ、邪魔や、危ないやろっと心の中で叫びながら、少しイライラしていた僕。やがて急なスロープへ差し掛かり、まだイライラしていた僕の横から手が伸びてきたかと思うと、車いすのグリップを握って、きょとんとした表情を浮かべている僕にその人は、「このまま持っていていいですか?」と…。イエス!もちろん、良いに決まっているじゃないですか。でもそこはクールに「はい、ありがとうございます。」と答え、イライラしていた自分を恥ずかしく思い、反省。隣では、おじさんが人がぶつかってこないように体でガードしてくれたりして…。
どこの誰かは知らないけれど、どこの誰かわからない僕たちに優しい気持ちをくれたどこの誰かわからない人たちに感謝、感謝、です。
やっぱり夏は、いいですね。 K中でした。