涼しくなっていっそう猫恋しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、タマには違う話題にします。
久しぶりにいい映画を観ました。
『あしたのパスタはアルデンテ』というイタリア映画です。
ストーリーをサッと紹介すると。。。
老舗パスタ会社を継ぐ兄弟と家族の話。
兄の新社長就任の晩餐会で、弟は自分はゲイであり、家業は継がず小説家になることを、みなの前で告白しようとしたその時、兄が先に告白してしまった。「僕はゲイです。」
父は激怒し、卒倒、家族は大騒ぎ。。。兄を勘当し、弟を経営者に指名。果たして家族に再び平和な日々は訪れるのか?
イタリア映画らしい、ユーモアと人間愛に包まれた、本当にいい映画でした。
『叶わぬ恋は永遠に終わらない』というおばあさまの台詞がなぜか心に残り、秋の澄み切った空に浮かんでいきました。
映画から離れますが、思い出すことがあります。
尊敬する伊藤真さん(伊藤塾塾長)の講演が豊中の小さな会場であったとき、こんなことを言われました。
「ここにいる方で男性の人、手を挙げてください。女性の人、手を挙げてください。というとみなさん手を挙げられます。しかし、同性愛者の人というと、クスクス笑いがおこる。世界の人口の10人に1人は同性愛者だというのにである。笑いがおこらない社会にしたい。自分とは違う価値観でも、受け止められる社会。それが一人ひとりの幸福が大切にされることです。」
素晴らしい人権感覚にあふれる話しに感銘を受けました。
私たちは障害のある方の人権だけでなく、様々なマイノリティの方々の人権を大切にしなくてはなりません。
先日、東京で脱原発をめざす6万人の集会とデモが行なわれました。
空前の規模にも関わらず大手メディアはほとんど無視しています。
土地も空気も食べ物も生活も命も、そして未来まで。
全てを奪うのが放射能であり、それを無尽蔵に作り出すのが原子力発電所です。
すべての人が大切にされる社会を成し遂げるまで、一人ひとりの意志と行動が大切です。
あきらめずにがんばりましょう!
あ、やっぱりこの話題になってしまった。。。
でもなかったことにはできないものね。
さよなら原発1000万人アクション http://sayonara-nukes.org/
最後まで読んでくれてありがとうございます。
サポネの家でヤギを飼いたい眠り猫