友が旅立ちました。
立場上「友だち」とは言えませんでしたが、私の中で、彼は、ずっと昔から「年の離れたやんちゃな友だち」でした。
彼は、子供の頃から、自分のために誰かがガマンすることをとても嫌がる人でした。普段はいたずらっ子だった彼も、そのような選択をしようとすると、顔をゆがませながら強く「ノー」を言ってこられました。
そして、彼は自分が嫌なことについても、とても素直に「ノー」が言える人でした。
そんな「ありのまま、我がまま」な彼の生き方がダジャレ犬は大好きでした。
彼の旅立ち以後、なぜか、ダジャレ犬の「ありのまま 我がまま」スイッチがオンになってしまったように感じています。
もしかしたら、ダジャレ犬はこれから、周囲の人に対して「ちょっとやっかいな人」になってしまうかもしれません。(今でも充分やっかい?)
「散るさくら 残るさくらも 散るさくら」という良寛さんの句があります。
私たちは皆、いつかは分かりませんが、いずれ散っていく、さくらです。
彼の旅立ち後「多少やっかいでも、もっと本音の部分から周りの人に対して愛情深くなりたい」と感じるようになりました。
その方が、またいつか、彼にあった時、たくさんの「オモロ苦しくて、あたたかい土産話」を持って行けるように思います。
ほんとうに ほんとうに ありがとう。
また、遊ぼう。
ダジャレ犬より