ひどく記憶力が悪い。身近な人はよくご存知だと思う。仕事のことから個人の近況などすぐ忘れてしまう。ひどく不愉快な思いをさせたり迷惑をかけたりしている。ただ、身近な人々はだいぶ慣れてきて諦めと同時にフォローをしてくれる、感謝です。
最近記憶力の悪さで一番苦労するのはお風呂のこと。いつ入って、どこを洗ったのか思い出せない。家に帰る時間が短いので風呂に入らず寝たいと思う。でも介護の仕事は人と人との距離が近い。ババチイと迷惑をかけるので清潔にしないといけない。少し集中していつ風呂に入ったか記録をたどる。が、ハッキリしない。仕事上のことはスタッフにきけばよいが私の風呂のことなど誰も知らない。まったく不便だ。
風呂に入らないこんな私だがひどく元気だ、。風邪をひかない。風邪をひくとエライ人に「気合いが足りない」なんて言われるし、そんな風にも思っていたが最近共感するのは「アホは風邪ひかん」だ。「気合い」を入れていると確かに風邪をひかないが疲れが溜り、気がぬけると風邪をひく。私も2,3年前までそうだった。しかし記憶力が悪くなって、それに悩むことも忘れると風邪をひかなくなったような気がする。少し前に「鈍感力」のススメみたいな本が確かあったと思う、読んでないけど。鈍感かどうかは、人それぞれ性格だから、変えることは難しい。でも開きなおりと言う道がオバサンになるとみえてくる。そこに風邪をひかないアホ道に通じるものもある。向上心も合わせもちながら、アホ道をゆくバランス感覚を身につけて、皆に助けてもらえるチョッピリ魅力的なたくましいオバハンを目指そうかな。個人的だが、現実的な目標みえてきたかな。
さんじょう