コムスンがえらいことになっている。規模は違うといえ同業者、とても気になる。利用者は6万人とのこと。「コムスンのおかげで生きてきた」というおじいさんがテレビにうつっていた。責任が重い仕事であることを新たにおもいしらされる。
コムスンの介護といえば正直あまりいい噂はきいたことはなかった。ただ私はコムスンにはちょっとした思い入れがあった。
確かサポネを立ち上げる少し前、7、8年前だったと思う。かのコムスンの折口会長(当時は社長だったと思う)がでている介護事業のシンポジウムをみにいった。その頃私は事業をはじめるやる気と今より時間があったので起業についての学習会などよく参加していた。NPO活動を頑張る人や社長は皆エネルギッシュで話をきいて元気をもらっていた。そんな中でも折口社長は衝撃的だった。話の内容はあまり覚えていない。介護事業に携わることになった思い(確か身内の方の介護体験だったと思う)や社長としての覚悟など話されたと思う。そんなに珍しい話ではなかった。ただすごいオーラがあったのだ。折口社長が話しはじめると惹き付けられた。多分他の人もそうだったと思う。あのバブル時に一世を風靡したジュリアナ東京をプロデュースしたトップクラスの経営者、今いうところのセレブ社長。カリスマとはこういうことをいうのだと肌ではじめて知った。苦労もしてまじめに仕事して成功を勝ちえて、崇高な目標をもって新たに介護事業を一代目コムスン社長から引き継いだ折口社長はなんとも言えぬ魅力があった。話はそれるが私は男性の好みは愛敬のあるかわいい人だ。たよりがいのあるリーダーシップタイプはかなり苦手だ、特にオッサンは(オバハンが言うななんて言わないでね)。ただ折口社長にはやられた。オーラがあるって色気もあるのだな、もてるだろーなーと思った。
そして私も介護で一流になって折口社長に対等に会えるようになりたいという夢ができたのだ・・。
しかし、コムスンのこの状況、そして私は介護おばさん・・。24時間介護システムづくりてっ、難しい。だから、やりがいあるのだけどね。