人との間隔

以前、鴨川の畔に、座っているアベックとアベックの間隔を観察した人がいて、何組かのアベック(10以上は居たそうです)が、等間隔で、並んでいたそうです。川に向かって、一列に。ちょうど、今頃の季節でしょうか、目に浮かぶようです。

ガラガラの電車に乗ったら、どこに座るか?

しんどいので、乗ったすぐの、ドアに近い端に座る。

降りるときに都合のいい場所に移動して、端に座る。

端に座るのは、安心感があるのか。よりかかる場所に、無意識に寄るのか。

私は、端に座るのは、しゃくなので、空いている真中に座る。

講演会などのときに、真中に座るのは、後から来た人が座りやすいように。

最近、阪急電車のホームのベンチの中ほどに2本、ひじ掛けがついた。以前、のっぺらぼうのベンチの真中に荷物置きらしき物ができた時も、びっくりしたが。人は、座るとき、立っているとき、人との間に少し間隔を取る。ベンチに座ったときに、間隔を取って、空間が無駄にならないようにと、荷物置きや、ひじ掛けがついたと思われるが、それでも、結局、人は、一つ、席を空けて、座るので、全然効果を発揮していない。もちろん、それでも、混んできたり、疲れて、どうしても座りたかったら、隣に座るのでしょうが。

最近、コミュニケーションがなくなってきたから、もっと、コミュニケーションを、と言っても、まさか全然知らない人の隣に座って、「最近、どう?」みたいな話には、ならないので…。

だからと言って、別に、人間関係が、どう、というような話ではありません。

2010.5.21

久保秀美

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