ひと月程前になるが、炊飯器がつぶれて、パニック状態になった。
朝6時に炊き上がるようにセットしてあったから、当然炊き上がっていると信じて、おかずなどの調理をする。 準備完了! さあ朝食だと炊飯器の蓋をあけてびっくり。
えーっ!! 保温状態のままで、それ以上の通電が出来ない。 電源を落して、もう一度スイッチを入れても、やはりダメ。 パンの買い置きもないし、時間もなくなる一方。 ささやかな朝食ではあっても、炊き立てのご飯は何よりのご馳走なのにと、ぶつぶつ言いながら、通常味噌汁を作っている鍋を出す。 途中まで暖められたお米を鍋に入れて、炊き始めるしかない。
「初めチョロチョロ 中パッパ」の言葉を思い出す。その後は何だっけ。思い出せない・・・。 鍋の蓋がカチカチとなって噴出してるし、思わず火を弱める。
幸運にも?メッコめし(この言葉って方言かな?)にならずに済んだが、お世辞にも美味しいとはいえないご飯の完成。今思えば、土鍋で炊けばもう少し美味しかっただろうに。初めチョロチョロ 中パッパ その後はなんでしたかしら。どなたか教えて下さい。
みーちゃん
正しくは、『はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋とるな』・・・と思ったらこんなのもあるそうです。
『はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅうふいたら火をひいて、赤子泣いても蓋とるな。そこへばば様とんできて、わらしべ一束くべまして、それで蒸らしてできあがり』
どちらも釜でたく時の方法で、土鍋だと少々違うそうです(火の回りの違いで)。
本当に炊きたてのごはんは日本人にとって、この上ないご馳走ですね。
小さい頃からうちでは玄米や七分付きのお米でした。
見た目がよくなく、真っ白な『銀しゃり』に憧れていました。
しかし今となっては無農薬の玄米を毎日食べられることがすごく贅沢なことだと知り、親に感謝する日々です。