夜も眠れない・・・

くるりの『Tanz Walzer』を聴きながら書いています。

音楽の喜びを心いっぱいに感じられる素晴らしいアルバムです。

さて、サポネは8年目になります。(ボランティア3年、NPO5年目)

右も左もわからないまま進んできました。

いろんなことがありましたが“ナンクルナイサー”と迷うことなく今日まできました。

ところが、最近悩みができました。(恥ずかしいので書けません)

そんな時、ある文章に出会いました。

有名な一節です。

 

  山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向う三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。

 (中略)

 世に住むこと二十年にして、住むに甲斐ある世と知った。二十五年にして明暗は表裏の如く、日のあたる所にはきっと影がさすと悟った。三十の今日はこう思うている。――喜びの深きとき憂いよいよ深く、楽みの大いなる程苦しみも大きい。これを切り放そうとすると身が持てぬ。片づけようとすれば世が立たぬ。

(夏目漱石 「草枕」より)

 

たった一度きりの人生です。

人として精一杯生きてみたいと思います。Suzu

さあ!ワルツを踊ろう!

9月15日は盆踊りを踊ろう!

きっとステキなことがありますよ!!

全ての人に感謝を込めて。。。

眠り猫

夜も眠れない・・・” に対して2件のコメントがあります。

  1. スナックパン より:

    眠り猫さんへ 
    「なんくるないさ~」私もこの言葉好きです。
    一度きりの人生,失敗も成功も人生の糧として,気持ちよく一歩一歩歩んでいきましょう!
    乗り越えなければならない壁は高いけど,サポネはきっと乗り越えて行くだろう,そんな気がします。
    眠り猫さん,大きく羽ばたいて下さい,海猫のように大海原へ
    豊中から全国,いや全世界へ

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