昨日は介護で永六輔さんトーク&コンサートに行った。伊丹の障害者団体の主催だ。
古い酒蔵跡が会場。酒蔵跡ときいてとても興味深く思っていたが、やはり素敵だった。薄暗い中、古い木の柱がたくさんみえる。何かホッとして愛しい。最近、和のものが好きになっている。
そんな中、コンサートも素敵だった。女性の歌い手さんの声は凛として落ち着いている。高石ともやさんのコンサートは確か高校生の時以来だから20年ぶり。弾き語り風フォークが心に染みる年になってきたようだ・・「一歩一歩夢をすすめる」という歌詞に泣きそうになる、多分寝不足のせいだろう。
永六輔さんトークには大笑いした。あの話術には本当にいつも引き寄せられる、そして幅広い見識と確かな視点、ユニークで魅力的な交友関係、自分が小さい世界で生きているなあ、もっといろんなものをみたいなぁと思ってしまう。でもいっぱい笑って元気をもらった、黒柳徹子さんや昭和天皇、近く上映される映画の話、アヒルの話。
帰りに車椅子を押しながら、生まれてはじめて覚えた歌謡曲を思いだした。水前寺清子の「何とかマーチ」。
幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね〜略〜1日一歩、3日で三歩、三歩歩いて2歩下がる。
あら私の人生でないのと気付く。3歩歩いて5歩さがることもしばしば・・一歩も進んでなくてマイナスやん!幸せになれるかな〜
さんじょう