古武術介護講座に行ってきました。古武術介護というのは、荒っぽく言えば、武道に使われている合理的な動きを介護に活用していくものです。
講師の岡田慎一郎さんは 体重55キロの細身で小柄な方ですが、椅子に座った状態のダジャレ犬(体重85キロ)をアルミ製の椅子でも持ち上げるようにフワリと持ち上げてしまわれました。ただ、本当にびっくりしたのは、上がったことではなく、その質というか雰囲気です。どこにも力を感じることなく、持ち上げられていて本当に心地よいのです。これは良いなと思いました。帰ってきてからは、年度末で忙しいであろうスタッフを「チョット、イイデスカ?」と呼び止めては抱え上げる練習をしています。講師の方のようには行きませんが、かなり楽に抱え上げなどができるようになってきました。力まずにできた時は、抱えられている方も抱えている方も共に楽なんですね。
この古武術介護ですが、気の力などの決して神秘的なものではなく、ごく当たり前の物理的なものです。全身を偏りなく、まんべんなく使うことに秘訣があるようです。
講師の岡田さんは結構頻繁に関西でも公開講座をされています。古武術介護 岡田慎一郎 などのキーワードで検索できますので、興味のある方は調べて、みてくださいね。
皆さん、いつもありがとうございます!ダジャレ犬でした。