青森での地震について
防災ブログリレー、今回はサポネの防災士・阪口が少し書いていこうと思います。
前回ブログ更新のあった12月8日の夜に青森で大きな地震が発生しました。
青森県東方沖地震
八戸で震度6強、マグニチュード7.5とかなりのものでした。
そんな大きな地震でしたが建物の被害は全壊が1件のみと思った以上に少ないものとなりました。
なぜここまで被害が抑えられたのでしょうか。
その理由は
1994年に三陸はるか沖地震というのがあり、この時も青森の八戸で震度6(※)をという大きな地震が発生していました。
このときには全壊、半壊、一部損壊など合わせて9000棟の被害があったそうです。
この地震発生時に耐震基準に満たなかったものや古い建物が被害に遭い、約30年の間に耐震基準に則したものに建て替わったことが今回の地震での被害が少なかった要因だと思われます。
このとこからも耐震基準(1981年改正)がしっかり仕事をしたと言えます。
1981年以前に建てられた建物ついては耐震基準が今と違うため被害が大きくなる傾向にあると考えられます。
なので地震の被害を防ぎたい方は1981年以降に建てられたものを選ぶことが重要になります。
あなたの家は大丈夫ですか?
気になる方は築年数など確認することをおすすめします。
※震度の表記は1996年に改正されそれまで8段階でしたが10段階になり6強や5弱などの表記ができました。

