こんにちは。久しく猫カフェにいけていない猫です。
最近、三国に新しい猫カフェができたそうです。いこう。
さて大飯原発が再稼働してしまいました。
関西電力は、火力発電をとめて、さらに他の原発も稼働していく方針です。
すべての命と未来を犠牲にしながら、人類は取り返しのつかない道を進んでいきます。
『内部被ばくを生き抜く』(鎌仲ひとみ監督作品)という映画を観ました。
広島原爆やチェルノブイリ原発事故などで実際に内部被ばく患者の治療にあたってきた医師が、その特性について証言をし、現在の日本の危険性を指摘しています。
そして実際に福島県で、放射能と向き合う普通の人々の暮らしが映し出されています。
放射能は細胞分裂が活発な子どもにより大きな影響が出ます。
福島のお母さんは県外から食べ物を取り寄せ、子どもに食べさせるものは、毎食、放射能0ということを確認しながら暮らしています。
福島の食べ物が全て汚染されているわけではありません。また県外だから汚染されていないわけでもありません。
しかし、政府や電力会社は信用できないので、自分達でできることを必死でされています。
チェルノブイリ事故で大国の被害を受けた、小国ベラルーシでも、市民が庭でとれた野菜をもっていけば、無料ですぐ放射能を計測してくれる場所がどこにでもあるそうです。
しかし『100ミリシーベルトまでは浴びても大丈夫』と、いまでは誰も知ってる嘘を繰り返す大学教授をアドバイザーにすえる福島県には何も期待できません。
映画の最後に『お母さん革命』という言葉が紹介されていました。
行政も企業も男性体質ですぐに嘘をつく、隠す、精神論で乗り切ろうとします。(映画ではそのような説明はありません。勝手な解釈です。)
でも福島のお母さんたちは、それにより、『自分の子どもを汚れた体にしてしまった』と自らを責めています。
そして、子どもを守るために立ち上がっています。
汚れた体は、汚れたままではなく、きれいな食べ物や環境を維持すれば、きれいな体に戻っていくそうです。
そんなお母さんたちの必死な願いが、少しずつ社会を変えていっています。
原発は「エネルギー」問題ではなく、「人権」問題です。いや人だけではなく全ての生命を危険にさらしています。
そう思うから、決して他人事としない、小さくてもできることをしたい。そう思います。
こんな話題をしなくて良い社会を目指したい
眠り猫