ひさびさの古い友人2人朝まで飲んだ、
千日前に21時待ち合わせが、そわそわし過ぎて30分前に到着。だのに、偶然鉢合わせ、
互い早く来すぎた照れを隠し口数ほどほどドブ街へ
…で、いつ以来や?……で? お?ん?
よくある序盤戦、明らかにガード固く主導権取らせようと、尻尾を見せない。そりゃそうだ、
高校以来、初めての酒、知った口で傷つけない配慮と一線引く警戒が場を占める、
そりゃ時折敬語にもなるか
杯重ね空白歳月をぽろぽろ出し合い、今度は持ちネタに引き込もうとフリが始まる。
仕事で使い慣れたフレーズなんか垣間見、互いが知らないあの頃話やあだ名の由来、意外なニアミス
あったりの人間交差点。
はたまた、
淋しさ(独身貴族)
煩しさ(団欒どれぃ)
無いものねだりのトレードオフ。
よーは生きてて良かったねーって話だ、めーん!
仕事の話。
何を言う、何も言うな 死んだ目が生き生き語る
ホワイトカラーの鎖自慢に
キナ臭い錬金術、ストレス社会の常套句
なるほど(尊敬)
勉強します(謙譲)
一旦持ち帰ります(回避)
大事なもん削り減らしてる事も知りながら、身を粉々にして働く、お前の気持ちが まるで分かる
とはいえ、俺の生活も大して変わらない。銭ゲバの実 食らった以来、目先の損得勘定が 抜けない
未だに社会経験なんて騙された数、なんて思ってるほどやし。タダでは動かん、利根川さんも言ってた、
命より重いって。
ニコチン溜まった黄色い目玉、跳ねた白髪に脂でくすんだ分厚いメガネの悲しきモンスター も愛しく思える 場末の宇宙 味園ユニバース。
癖がすごい、名も無き曲者、詠み人知らず名言だらけ。
でそんな味園の廓噺
何を話したかさっぱり覚えていが明くまで飲んだ充実感、てんこ盛りなった灰皿
朝方難波で別れ、こっそり振返り歩く背中見ると、見失うほどそこらの、おっさんに戻ってる。
そーゆう事か、道行く他人も、優しくできたり出来るかも、そー一瞬ね。
自宅戻る帰路
優しい朝の青空にフラフラむにゃむにゃ反芻しながら
倦怠ノウチ二死ヲ夢ム
でる所
おはよーございまーす!!!
園児の唐突挨拶に驚き過ぎて心臓痛む、地面膝まつき、ママから謝罪
…いーっす、大丈夫す、こちらこそ。ここは豊中、朝ですもんね。
危うく救急車呼ばれる
へいちびっこ、平日朝の千鳥足吐瀉物カピらした、赤い目の白い顔には、挨拶はいらんのよ。
ちゃんと見た目で判断しな。
おじさん
本気に死ぬかと思ったぜ、
いやおかげで色々目が覚めた
村上ドラゴンこの言葉
30過ぎの中年に、見せる個性なんてもー要らんのだ。
限り無く透明に近いおじさんになってやろー。
お洒落と無縁にいきてやる
(ただの坊主が咎人扱いされるは、発見だな。
いや、日頃行い省みます。
同じ村上さんでも
ドラゴンの方が明らかに文章がおもろい。
回りくどい表現抜きの皮肉たっぷりビシバシ両断。
理屈好きにはたまらんぜ、
とりあえずでも回答があるって素晴らしいよね
タタターニした。