最近よかったこと。なくなったと思っていたくるりのCDが見つかったこと。
最近よくなかったこと。その他全部。
サポネが現在の事務所に越す前に使っていた民家が取り壊された。
道路ができる。
8年前、誰にも気づかれない小さな家から始まった小さな奇跡。
サポーターを増やすために「障害のある人とない人の出会いの場づくり」としてイベントなどボランティア活動を3年した後、否応なく時代の流れに乗り介護派遣事業を始め5年が過ぎた。
数えきれない人々との出会いがあり、そして支えられてきた。
その中には、こちらの未熟さゆえに失礼をし、傷つけ、悲しい思いをさせてしまった方も多くいる。
いつも心に思い浮かぶのは、そんな方々の顔ばかり。
もう感謝の気持ちを伝えることもできないかもしれない。
胸が痛む。
それなのに今でも同じようなことを繰り返している。
生きていることがとても辛いことがある。
何のために生きるのか誰もが探している。。。
いつも市役所で怒っている。職員に対して。
この前もあった。
ヘルパー制度上、介護の内容によって、いくつかの種類がある。
お風呂などは「身体介護」、家事は「家事援助」など。
先日、利用者の代わりに通院のための「通院介助」を増やす手続きにいった時。
市の担当職員が書類をみながら言った。
「うーん。この方は身体介護を上限一杯利用されているから、通院介助は認められないかもしれません。検討します。」
プチッ。。。「オラー!病院行くなということかー!今歯の治療中じゃー!歯ボロボロになれーいうんかー!」
と叫ぶのを抑えて「…よろしくお願いします。」ギロッ。
結局、申請通り認められたので何も言ってないが(またいつか言っちゃうと思うが)
ため息が出る。その職員はいつも怒っている人だからだ。何もわかっていない。
文字通り机上だけで仕事をしている。人の生活について少しでも想像してみれば絶対必要なことは何かわかると思うのだが…。
昨日は「こどもの日」
NHK教育の「福祉ネットワーク」という番組でクラスター爆弾の使用禁止・廃絶を世界各国に訴える活動をされている方の紹介があった。
人を(軍人・民間人関係なく)無差別に殺傷し、さらに多くが不発弾となり地雷以上の不条理さ(触れなくても僅かな振動で爆発し鉄の破片を周囲に飛ばし体を切り刻む)をもつ卑劣な兵器だ。
その不発弾処理中に被害にあい両手足を失った方が「残り全ての人生をかけて」禁止条約の締結にむけて努力されている。
(日本もこの爆弾を所有している。戦争放棄している国が何のためにもつのか)
人と比べたら小さな夢かもしれない。
今いるこどもたちのために少しでも良い社会にしたい。
夢ではなく、それが責任ということかもしれない。
そう思って今日も生きている。
えっ。なんだぁ。君もか。
これを読んでくれた全ての人に感謝を込めて。(うそじゃないよ)
眠り猫